元旦の夕方、福島県沖を震源とする強い地震が発生しました。改めて、もしもの時のわが家の「備え」を見直そうと思った方も多いのではないでしょうか。我が家もこの機会に備蓄の見直しをしました。が…前回備蓄品を用意した時は長女が2歳前量も種類もダメダメな備蓄でした…そんな私がはじめようとふみきったのがローリングストック。
普段の冷蔵庫ですら賞味期限切れのもので溢れかえってしまう程、かなりズボラなわたしでもできるであろうローリングストックの方法と、おすすめ防災用品や必要量を防災士の私がシェアします
ローリングストックとは
普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくこと。常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法をローリングストックといいます。
日常生活で消費しながら備蓄することがローリングストックのポイントです。
一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができるはず!!
「使ったら使った分買い足す」と「古いものから使う」というのがローリングストック成功のカギとなりそうです
ローリングストックの弱点…
それは、きちんと管理していないと大量の賞味期限切れ食品を出してしまうこと
買い出し前に冷蔵庫の中やパントリーをのぞけたらいいんですが、仕事の後にフラっと買い出しに出かけたりするので(言い訳かな(笑))、普段から買い忘れや買ってみたら家にあったなんてことが頻繁に起こる私。
ローリングストックにとても向いていないタイプの人なのです…
賞味期限切れにさせないアプリ
「日々古いものから使っていかなくても、賞味期限の前にお知らせがあればいい!!」
そう思い、アプリを探したら、こんな神アプリを発見
App Storeはこちら
Google Playはこちら
賞味期限管理のリミッター使い方
①アプリダウンロード
②商品のバーコードをスキャン
画面した中央のボタンから商品をスキャンします。
③必要があれば賞味期限を修正
バーコードをスキャンすると自動的に賞味期限が表示されます。実際手元にある商品と同じ賞味期限が表示されることもありますが、修正が必要であれば、修正します。
④通知のタイミングを選択
当日、1日前、3日前、7日前、30日前から通知のタイミングを選ぶことができます!同じものが大量にあるものや、すぐに使いきれないものは賞味期限を早めに設定する工夫をオススメ。
ローリングストックとあわせてカセットコンロの用意もオススメ
食料品の備蓄とあわせて用意しておきたいのが、カセットコンロとカセットボンベ
その2つがあれば、もしもの時にもレトルト食品などあたためることができます♪
ただでさえ、被災中は精神的にも身体的にも無理している状況。。。
普段食べているものや温かいものを食べると少し気持ちも落ち着くかもしれません。
救援物資などは好き嫌いも言ってられないですし、おにぎりなどの具を選ぶことも難しいと思います…子どもが普段喜んで食べるものを用意しておくと安心ですね
カセットボンベにも使用期限がありますので、そちらもご注意ください!
時々使えばいざというときも
我が家は時々、週末の朝ごはんを庭にカセットコンロを出してラーメンをつくったり、アイラップでお米を炊いてカレーをかけて食べたりしています。
子ども達はキャンプ感覚で楽しんでくれていますし、防災対策にもなっていると思います。
最低限必要な備蓄量
①水
1日に1人あたりの飲料水として最低限必要な量は、1リットル程度。 そこに調理に使用する水等の飲む以外の水も含めると、1日3リットル程度あれば安心です水道が止まってしまうことも考え、3日分を用意しましょう。
最低限必要な水の量:9リットル×人数
②食料
主食とタンパク質の組み合わせで3食用意できるといいですね。
主食はお米以外にもパンや麺類などと組み合わせ、タンパク質はレトルト食品や缶詰を利用するといいですね。
必要最低限の食料の量:3日~1週間分×3食×人数
③ガスボンベ
農林水産省によるとガスボンベの備蓄の目安は、2人分で1週間「12本」。
ガスボンベを発売してるイワタニの公式計算だと、気温によって変わり、冬「9.1本」、夏「6.3本」。
12本用意しておくのが安心そうですね。
寒い時期だと温かいお茶や白湯も飲めます。
おすすめの防災備蓄品
楽天Roomに私のおすすめの防災用品を紹介していますので、参考にしてみてください
家族で情報を共有することも忘れずに!!
災害対策は家族全員で共有することが何よりも大切です!
いくら備蓄をしていても、持ち出し袋を用意していても、家族間で情報が共有されていなければ意味がありません…
いざというときのために備品も情報も家族間で共有しましょう♪