【フルタイムワーママ防災士】マンション高層階住まいの防災|エレベーター停止に備える

タワーマンションや高層マンションに住むフルタイムワーママの中には、

「災害時にエレベーターが止まったらどうしよう」

という不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。子どもを連れて何十階分もの階段を上り下りするのは、想像するだけでも大変です。
この記事では、防災士の資格を持つワーママの視点から、マンション高層階に住む家庭ならではの防災の考え方をまとめます。

高層マンション特有のリスクとは

一般的に、大きな地震の後はエレベーターの安全確認のため運転が停止することがあります。国や自治体の防災啓発資料でも、高層階の住戸では停電やエレベーター停止時に「閉じ込め」や「移動の困難さ」がリスクとして挙げられています。また、断水時には給水ポンプが使えなくなり、上層階ほど水の確保が難しくなる場合がある点も、戸建てとは異なる備えが必要な理由です。

エレベーターが止まった場合の備え

子どもと一緒に階段を使う練習をしておく

普段からエレベーターに頼りきりだと、いざというとき子ども自身も長い階段移動に不安を感じることがあります。時々は親子で階段を使ってみて、非常階段の場所やライトの有無を確認しておくと安心材料になります。

両手が空くリュックタイプの持ち出し袋を選ぶ

階段の上り下りでは、子どもの手を引いたり抱っこしたりする場面も想定されます。持ち出し袋は肩掛けタイプよりも、両手が自由に使えるリュックタイプがおすすめです。

水の確保は「上層階ほど早めに」を意識する

断水や給水ポンプの停止に備え、日頃から飲料水を多めにローリングストックしておくことは、高層階に住む家庭にとって特に有効な備えです。給水車が来ても、高層階まで自分で運ぶ必要がある点も踏まえ、キャリーカートなど水を運びやすい道具を用意しておくのも一つの工夫です。

在宅避難を選ぶ場合に確認しておきたいこと

マンションは比較的耐震性が高い建物が多く、建物自体に大きな損傷がなければ「在宅避難」を選択するケースも想定されます。その場合は、避難所に行かなくても数日過ごせるだけの水・食料・簡易トイレの備えがあるかどうかが重要になります。管理組合や自治会で、災害時の備蓄品や安否確認の方法が決められているか、一度確認しておくと安心です。

マンションの防災訓練・管理組合との連携

高層マンションでは、住民同士のつながりが希薄になりがちですが、災害時は同じ建物に住む人同士の助け合いが心強い存在になります。管理組合が主催する防災訓練があれば、忙しくても年に一度は参加してみる、難しければ配布される防災マニュアルだけでも目を通しておくといった形で、無理のない範囲で関わっておくことをおすすめします。

まとめ:できることからひとつずつ

高層マンションでの防災は、エレベーター停止や断水など、戸建てとは異なる視点での備えが求められます。フルタイムで働きながらの防災対策は時間的な制約もありますが、水の備蓄を少し多めにする、階段移動に慣れておくなど、できることから一つずつ取り入れてみてください。